顎関節症とは?

顎の不調が全身に影響する前に
「顎関節症」を治療する
顎関節症は、簡単に言うと「顎の調子が悪くなる病気」です。口を開けるときに痛みがあったり、顎からカクカク音がしたり、大きく口を開けられなくなったりします。多くの方は「そのうち治るだろう」と放置しがちですが、実は日本人の2人に1人以上が顎に何らかの問題を抱えているといわれており、決して珍しい病気ではありません。
問題なのは、顎の不調は口の中だけの問題ではないということです。顎がずれると首の骨も歪み、のどの空気の通り道も狭くなってしまう場合があります。そうすると頭痛や肩こり、さらには睡眠時の呼吸にまで影響が出ることがあります。つまり、顎の問題を放置することは全身の健康リスクを抱えることにつながるのです。
当院では「見えないものを見る」最新式のCTを使って検査を行います。普通のレントゲンでは分からない細かな病気の状態や、血管・神経がどこにあるかまで正確に把握できます。さらに、のどの空気の通り道の広さまで測ることで、噛み合わせと呼吸の関係まで調べることができます。顎の不調が全身に影響する前に、精密な検査で根本原因を見つけ、適切な治療を始めましょう。
こんなお悩みありませんか?
- 顎を動かすときに痛みや違和感がある
- 口を大きく開けることができない
- 顎の関節から音がする
- 慢性的な歯ぎしりや食いしばりがある
- 頭痛や肩こりが頻繁にある
- 噛み合わせに違和感がある
- 顎の疲労感が続いている
- 睡眠時の歯ぎしりを指摘された
- ストレスによる顎の緊張を感じる
- 顎関節症の根本的な改善を求めている
顎関節症になってしまう原因

歯ぎしり
食いしばり

噛み合わせの乱れ

姿勢の悪さ

頬杖

片側で噛むクセ

過度なストレス

外傷
(打撲・事故など)

過剰な開口動作
歯ぎしり・食いしばりを放置すると
顎関節症につながるリスクがあります

当院では顎の筋肉に咬筋注射を行うことで、無意識の歯ぎしりや食いしばりを治療いたします。顎周りの筋肉の緊張を和らげ、顎関節への負担を軽減することで、顎関節症の進行を防ぎます。同時に、歯が削れたり欠けたりするリスクも減らすことも可能な治療です。
当院だからできること
01初診で徹底的に原因を探る検査スタイル
「なぜ顎が痛くなったのか?」「どうして口が開けにくくなったのか?」この疑問にしっかり答えるため、当院では初回の検査に特に力を入れています。最新式のCTで撮影した画像を使い、まるで顎の中を覗き込むように詳しく説明。骨の形や関節の位置、神経や血管の走行まで、3D画像で立体的に確認できます。
普通の歯医者さんでは「様子を見ましょう」と言われがちな症状でも、当院なら原因をはっきりさせてから治療を開始。患者さまご自身が「なぜこうなったのか」を理解し、納得した上で治療に進んでいただくことを大切にしています。

02体全体を一つの繋がりとして考える治療
顎だけを治すのではなく、「なぜ顎に負担がかかるようになったのか?」を体全体から考えます。顎の不調は、姿勢の癖や首の歪み、呼吸の仕方、さらには日常的なストレスまで、さまざまな要因が複雑に絡み合って起こるものです。
また、鼻呼吸がうまくできずに口呼吸になると、顎の位置がずれやすくなるのです。当院では、こうした体全体のバランスを見ながら、患者さま本来の自然な顎の位置を取り戻すことで、顎だけでなく体全体の調子も良くなることを目指しています。

03再生医療で顎の組織の回復を促進
痛み止めで一時的に症状を抑えるのではなく、傷んだ組織の根本的な回復を促進する治療も行っています。当院では、国内でもトップクラスの施設で厳格な品質管理のもと作られた身体の修復因子を点滴で投与する再生医療を導入しています。この治療により、顎関節周りの炎症を鎮め、組織の自然な回復力を高めることを目指します。
従来の対症療法では改善が難しかった慢性的な顎の痛みや機能障害に対しても、新しいアプローチで治療の可能性を広げ、ご提供いたします。
※効果には個人差があります

当院の顎関節症治療の流れ

初診の精密検査で原因を見つける
まずは「いつから」「どんな時に」痛むのか、生活習慣と合わせて詳しくお聞きします。その後、最新式のCTで顎の状態を立体的に撮影し、のどの空気の通り道の広さまで測定します。痛みの原因が筋肉にあるのか関節にあるのか、それとも噛み合わせなのかを、しっかりと調べてから治療方針を決めます。
分かりやすい説明で納得してから治療開始
撮影したCT画像をお見せしながら、「なぜ痛くなったのか」「どこに問題があるのか」を分かりやすくご説明します。治療にかかる期間や費用についても、隠すことなく最初にお伝えします。患者さまが納得され、「この治療を受けたい」と思っていただけてから治療を始めるのが当院のスタイルです。
一人ひとりに合わせた治療計画を
軽い症状なら専用のマウスピースから始めることもありますし、歯ぎしりが強い方には咬筋注射、炎症がある場合は身体の修復因子の点滴治療を行う場合があります。歯並びや噛み合わせに問題がある場合は、矯正治療やセラミック治療も組み合わせて行います。治療中は定期的に経過をチェックし、必要に応じて治療内容を調整していきます。※治療効果には個人差があります
治療後も継続的なサポート
症状が改善した後も、「また痛くならないように」定期的にチェックさせていただきます。日常生活で気をつけることもアドバイスし、予防のためのメンテナンスも行います。体調の変化に合わせて、必要な時には追加の治療やアドバイスも提供しています。
受診を迷っている方へ
顎の調子について、どんなことでも相談ください
丁寧にお話しさせていただきます
当院には顎関節症と自覚をされて来られる方もいらっしゃいますが、「原因の分からない歯の痛みがある」「なぜか顎が痛い」と言われ診察に来られた方も多くいらっしゃいます。歯の痛みから発覚することもよくありますので、原因が分からないからこそ気になった場合には一度飯田橋IB歯科にお越しください。丁寧にお話を聞きながら原因解明に努めます。


よくあるご質問
当院では、歯科麻酔セミナーで講師を務める歯科医師が高い技術で、安全で痛みの少ない麻酔注射を行います。多くの患者さまから「まったく痛みを感じなかった」と喜びの声をいただいております。
歯科治療に不安をお持ちの方も、ご安心ください。優しい麻酔で、快適な治療を受けて頂けます。
また、麻酔の技術に裏打ちされた高い技術で、ヒアルロン酸、スレッドリフトなどの美容系治療も、痛みが少なく、的確な施術が可能です。
歯科治療、美容系治療について、お気軽にご相談ください。


