Dental treatment

虫歯治療

虫歯治療とは?

虫歯になった歯は放っておいても良くなることはありません。虫歯の部分を取り除いて、詰め物や被せ物で歯の形や機能を元に戻す治療が必要です。虫歯が深く進行して骨まで影響が及んでしまった場合は、やむを得ず歯を抜くこともあります。

当院では初回の検査を特に大切にしています。CTを使った詳しい検査で虫歯の状態を正確に把握し、撮影した画像をお見せしながら現在の状況と治療の選択肢をお話しします。検査結果に基づいて、あなたに適した治療計画を一緒に考えていきます。

このような方におすすめ

虫歯は早めに治療すれば、歯を削る量も少なく済み、治療回数や費用も抑えられます。下記のような症状があれば、我慢せずに当院にご相談ください。

  • 虫歯があると家族や友人に指摘された
  • 歯に黒い点や穴があるのを見つけた
  • 冷たい飲み物や温かい食べ物がしみる
  • ものを噛むときに痛む
  • ズキズキと痛みが続く
  • 糸ようじが引っかかる感じがする
  • 食べかすが詰まりやすくなった
  • 歯の表面がざらついている
  • 口の中に違和感を感じる
  • 歯の色が黒っぽくなってきた

痛みがないからといって安心はできません。神経を取った歯は特に症状が出にくく、気づかないうちに虫歯が進んでいることがあります。半年に一度の定期検診で早期発見を心がけましょう。

虫歯ができる理由

お口の中には常に細菌がいて、食べ物の糖分を栄養にして酸を作り出します。この酸によって歯が溶かされるのが虫歯です。丁寧な歯磨きに加えて、糸ようじや歯間ブラシでの清掃、うがい薬の使用が予防の基本になります。

歯並びが悪いと清掃しにくい箇所ができ、虫歯のリスクが高くなります。また、唾液の量や質といった体質も虫歯のなりやすさに大きく関わってきます。人それぞれリスクが違うため、その人に合った予防法が必要です。

当院の歯科衛生士があなたのお口の状態を詳しく調べて、予防方法をアドバイスします。どんな小さなことでも遠慮なくお尋ねください。

当院の虫歯治療の特徴

精密な検査に基づく虫歯治療

当院では初診時の資料取りを最も重視しています。CTなどの最新機器を使った正確な診断により、虫歯の深さや範囲、周囲の骨の状態まで詳しく調べます。検査で得られた画像を一緒に見ながら、現在の虫歯の状況と治療の選択肢について分かりやすくご説明します。しっかりとした検査があってこそ、適切な治療計画が立てられるのです。

痛みを最小限に抑える虫歯治療

虫歯治療の痛みへの不安を少しでも和らげるため、当院では様々な工夫をしています。治療前には必ずお声がけをして、患者さまの緊張をほぐすよう心がけています。注射の前には表面麻酔を使って針を刺すときの痛みを軽減し、電動麻酔器でゆっくりと麻酔薬を注入します。体温に近い温度に温めた麻酔薬を使うことで、注入時の不快感も抑えています。

できる限り神経を残す虫歯治療

歯の神経は、痛みを感じて歯の異常を知らせる大切な役割があります。また、歯に栄養を送ることで、しなやかで割れにくい歯を保っています。神経を取ってしまうと歯は枯れ木のような状態になり、色が黒ずんで脆くなってしまいます。さらに、神経を除去した歯は寿命が大幅に短くなることが知られています。

当院では、感染して完全に機能を失った場合を除き、神経をできる限り保存することを最優先した治療を行っております。神経を守るためには、虫歯の除去を丁寧かつ確実に行うことが重要です。虫歯除去後の修復には、再発リスクが低く、見た目も自然なセラミック治療をおすすめしています。 保険適用の金属やプラスチックによる詰め物は、数年で内部に虫歯が再発してしまうケースが少なくありませんが、セラミックは歯との適合性が高く、虫歯の再発が起こりにくい素材です。

当院では、虫歯の再発リスクが低く、金属アレルギーの心配もないセラミックによる治療を主に行っております。これにより、歯の寿命を延ばし、将来的なトラブルを防ぐことが可能になります。

虫歯の進行段階と治療法

初期の虫歯(C1)

歯の表面のエナメル質だけが虫歯になっている状態です。まだ穴は開いておらず、白く濁って見えます。この段階なら削らずに、フッ素塗布と正しい歯磨きで改善できる可能性があります。定期的にチェックしながら様子を見ていきます。虫歯の進行を食い止める大切な時期です。

中程度の虫歯(C2)

虫歯がエナメル質の下の象牙質まで進んだ状態です。冷たいものがしみたり、甘いものを食べると痛んだりします。この段階では再石灰化は期待できないため、虫歯の部分をしっかり取り除いて修復する必要があります。削った部分の大きさや噛む力のかかり方に応じて、白い樹脂で詰めるか、型を取って詰め物を作ります。神経に達する前に治療することが重要です。

深い虫歯(C3)

虫歯が神経まで達してしまった状態です。何もしなくてもズキズキ痛んだり、夜眠れないほどの痛みが出たりします。感染した神経を取り除いて、歯の内部をきれいに消毒する根の治療が必要です。歯の根の形は複雑で、物理的にきれいに神経を除去するのは難しい作業です。治療には数回かかり、最後に土台を入れて被せ物をします。神経を失った歯は弱くなるため、この段階になる前の治療が大切です。

重度の虫歯(C4)

歯の上の部分がほとんどなくなり、根だけが残っている状態です。神経は壊死しているので激しい痛みはありませんが、周囲に膿が溜まると腫れたり重い痛みが出たりします。多くの場合は抜歯になりますが、根の状態が良ければ根の治療をして何とか残せることもあります。当院では可能な限り歯を保存する努力をしていますが、この段階になる前に早期治療を受けることが何より重要です。

体に優しいセラミック治療

虫歯治療後の詰め物や被せ物には、当院では体に優しいセラミック素材をおすすめしています。保険の銀歯には発がん性のリスクや金属アレルギーの心配がある材料が使われていることがあり、4〜5年で虫歯が再発しやすいという問題もあります。一方、セラミックは虫歯の再発が少なく、発がん性物質も含まれていません。見た目も自然で美しく、長期的に見ると歯にも体にも優しい選択です。

お支払い方法

現金のほか、各種クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など、様々なお支払い方法に対応しています。高額な治療にはデンタルローンもご利用いただけますので、お気軽にご相談ください。

虫歯や歯の痛みでお困りの方は、ぜひ当院にお越しください。丁寧な検査と痛みに配慮した治療で、あなたの大切な歯をお守りします。

〒102-0072 東京都千代田区飯田橋
4丁目5−13 杉山ビル 2階

TEL.03-5357-1023
※電話対応は2025/8/20より開始

※当院はエレベーターがございませんので、
ご注意ください。